「OKR」を読んだメモや感想を書いていきます。
OKRとは
OKRとは「Objectives and Key Results」の略。インテルで始まったパフォーマンスを管理するためのシステム。 GoogleやLinkedInなどで採用されたシステムとしても有名。 本書に出てくる以下の文がOKRのメリットを端的に表している。
適切なゴールを設定して、毎週ゴールを目指して仕事をし、目標達成するたびに祝えば、企業は一直線に成長する。
Objective
Objectiveとは「定性的な目標」である。Google re:Work - ガイド: OKRを設定する では定量的な目標でも良いとされているが、本書では、数字にこだわらない人を鼓舞する目標にするためにも、定性的な目標にすべきと書かれている。
また、目標の目安としては本書の書かれていた以下を参考に考えてみるとよいかもしれない。
朝ベッドから飛び起きてやる気が湧いて売れば、いいOを設定できているということだ。
Objectiveのポイントとしては、
定性的な目標を設定する
従業員を鼓舞するような目標を設定する
四半期で達成したい目標を設定する
定期的にObjectiveをチームや組織で確認する
できる限り1つのObjectiveにする(多角的な企業は複数でもよい)
Key Result
Key Resultとは「測定可能な定量的な結果」である。Objectiveを達成するために欠かせない結果を数値を入れて設定する。 どうやったらOを達成したと評価できるのか?という観点からKey Resultsを設定するとよい。
Key Resultのポイントとしては、
定量的な測定可能な結果を設定する
ストレッチゴール(達成が難しそうだが、不可能ではないゴール。自信度50%程度のゴール)を設定する
1つのObjectiveに対して3つ程度のKey Resultsを設定する
ポジティブなものを設定する
その他印象に残ったもの
OKRは連鎖する
個人OKR
OKRを定期的にトラッキングする
OKRの設定が間違っていたとしても変えずに次回の反省とする
OKRを人事評価のための指標にしてはいけない