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"採用基準"を読んだ

以前、チームメンバー全員に薦めている、というツイートを見かけてずっと気になっていた採用基準を読みました。

リーダーシップを持つことが重要であるということ、リーダーがなすべきタスクとはなにか、リーダーシップを学ぶためにどういう思想が基本となっているか、など一貫してリーダーシップについて書かれている本でした。

以下感想。

  • 思考力を、思考スキル、思考意欲、思考体力と分解していたのは自分の中で興味深かった。自分は思考体力が少ないと感じた。
  • リーダーしかリーダーシップを持たない場合、メンバーが従順なフォロワーになってしまうというのは自戒も込めて納得感があった。
  • リーダーシップと成果の関係性が面白い。成果を求めていない状態ではリーダーシップが必要ない、という考え方に基づくと、たしかに成果や目標が共有されていない状態では個々人がリーダーシップを発揮することは厳しいと感じる。
  • マネージャーとリーダーは本来違うもの。マネージャーは管理のために必要なロール。リーダーは成果を出すために必要なロール。日本ではリーダーがマネジメントも行うから同じものとして捉えられているという考え方は納得。
  • リーダーシップを発揮するための4つの姿勢、"バリューを出す"、"ポジションを取る"、"自分の仕事のリーダーは自分"、”ホワイトボードの前に立つ” は自分の仕事に対するスタンスを改めて振り返るきっかけになった。
  • 自分の成長スピードを鈍らせてしまうとタスクの優先度を考えない、保守的な姿勢、視点が低くなってしまう、といった状態になってしまう。