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Ansible実践ガイド 第4版[基礎編]を読んだ

Kindleで半額になっていたAnsible実践ガイド 第4版を読んだ。

Chefを使った構成管理の経験はあるが、Ansibleはインベントリやプレイブックの内容を読んだことがあるぐらいのレベルだったので、Ansibleを体系的に学びたいと思ったのがきっかけ。

目次

  • 第1章 Ansibleの概要
    • Ansibleを取り巻く環境
    • Ansibleとは
    • まとめ
  • 第2章 Ansibleの基礎
  • 第3章 プレイブックとインベントリ
    • インベントリの基礎
    • プレイブックの基礎
    • プレイブックの応用
    • 実践的なプレイブックの利用〜Linux 構成管理〜
    • まとめ
  • 第4章 監視システムのデプロイメント
    • 基本構成
    • OSの基本設定
    • Node Exporterのデプロイ
    • Prometheusの基本構成
    • Grafanaの基本構成
    • まとめ
  • 第5章 Ansibleの徹底活用
    • プレイブックのベストプラクティス
    • Ansible Galaxy
    • バフォーマンスチューニング
    • プレイブックのデバッグ
    • 暗号化
    • まとめ

内容的にAnsibleを触ったことがない、もしくは自分のように軽く触れた程度の初学者にぴったりで、Ansible自体を理解するのにはとても良い本だった。

また、AnsibleだけでなくDevOpsやIaCの考え方も整理されており、AnsibleやTerraformなどの構成管理ツールが使われる背景も合わせて理解できるようになっていた。

個人的には、Ansibleコマンドを叩いたときに裏側でコントロールノードとターゲットノードがどういう処理を行っているかの説明や、プレイブックの構成要素やプレイブックのさまざまなディレクティブの説明がとても勉強になった。 Ansibleを動かすための環境構築については本では割愛されているため自分で用意する必要はあるが、実際に監視システムの構築を例にAnsibleの操作を確認できるので、手を動かしながら理解を進めることができるのも良かった。

構成管理ツールまわりの理解を深めたいので、今月発売された詳解Terraform第3版も読んでみたい。