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エンジニアリング組織論への招待を読んだメモ

エンジニアリング組織論への招待を読みました。

読んだ中で印象に残ったことやキーワードを以下に書いています。

不確実性を具体的なものにしていく作業全てがエンジニアリングの作業。 不確実なものとは未来(目的, 手段)と他人。 自分と他人は異なるので、コミュニケーションの不確実性が必ず生まれる。 また、企業戦略の方針転換や技術の変化によって、何を作るのか、どう作るのかについての不確実性も生まれる。

経験主義とは、経験をすることで初めて明確になる 仮説主義とは、少ないデータから仮説を立てて次にやることを考えること。大量のデータからなにかを分析することではない。

システム思考 局所的な視点ではなく、全体的な視点をもつ 視野・視座・視点の3つの軸を変えてみる。 全体と個人の目的の不一致、情報の偏りによって不確実な状況を生み出してしまう。

メンタリングとは、自分や他人を問題を解決できる状態にさせること。 自分や他人が非論理的思考に陥るのはどういうときかを知ることが大事。 メンタリングのポイントは、

  • 悩んでいると考えるの違いを意識する。

  • 傾聴する

  • 共感するのか、同感するのか

  • 問題, 現状の可視化と明晰化

  • 認知フレームとリフレーミング

心理的安全性とは、人的リスクが取れる状態。 心理的安全性の高い環境を作るためのポイントは、

アジャイルとは、方法ではなく状態。 スクラムやXPやリーンなどで目指している状態を表明したものがアジャイルマニフェスト アジャイルではチームがセルフマスタリーになることを目指す。