年始に以下のnoteを見て気になっていた「リーダーの戦い方」という本を読んだ。 note.com
この本の各章をざっくり要約すると以下のような内容になっている。
- リーダーシップに正解はない
- リーダーとしての戦略を考えるために自分がコントロールできること/できないことを区別する
- 自分の得意技を知る
- 組織から求められているものと自分の得意技とのジレンマを乗り越える
リーダー的なポジションで業務を行う機会が増え、自分がリーダーとして上手く立ち回ることができているのか不安を感じていたり、周囲の尊敬するリーダーと必要以上に比較してしまうことがあったので、この本を読んでそんなモヤモヤがかなり整理された。
特に、自分の性格や得意なアプローチを、自分がコントロールできない環境要因(=簡単に変えられないもの)として割り切って書かれていた点が印象に残った。できるリーダーを模倣して自分が普段やらないアプローチを無理やり試してみたり、苦手意識のある行動をやってみることが多かったので、割り切って自分の特性や得意なアプローチで目の前の問題を上手く解決できる方法がないか考えてみる、ということは取り入れていきたい。
以下メモ
## リーダーシップに正解はない - 組織が置かれている状況や課題によって理想のリーダーは変わるため、以下を混同しない - 尊敬するリーダー - その人の下で働きたいと思えるリーダー - 自分が目指したいリーダー - 事業の段階によって求められるリーダーは異なる - 自分の得意なリーダーシップと、組織から求められるリーダーシップは必ず異なるため、どのようなギャップがあるのかを理解した上で、自分の戦い方を考える ## できること/できないことを区別する - 自分でコントロールできることとできないことを区別する - 自分でコントロールできないこと(環境要因) - 組織が置かれた状況 - 組織の癖 - 自分が置かれた状況(組織における自分のポジション) - 自分の特性 - 自分でコントロールできること(戦略変数) - 戦略代替案 - なにをするか(What) - アプローチ - どう実行するか(How) ## 得意技を知る - 自分が最も得意とする戦い方にフォーカスする - リーダーシップマトリクス - 戦略か実行か、論理か感性か、の2軸で自分の特性を整理する ## ジレンマを乗り越える - どんな場面でも自分が得意とする戦い方を貫く - それができない時に備えて以下を行なって戦い方の幅を広げる - ロールモデルを探す - チャレンジする - シミュレーションする - 自分に欠けていることを補ってくれるパートナーを見つける